すきなものをすきなだけ、

軽率に、好きなものを好きなだけ。

地下には俺たちの秘密がある the HIATUS-Hands of Gravity Tour-09/22-23-

 

LiSAもTrignalもゆーたくもすっ飛ばしてわたしが今づらづら書きなぐりたいのは昨日と今日行ってきた Hands of Gravity Tour /the HIATUS の話。(めっちゃ長い)

 

大学時代、細美武士がち勢女だったわたしは今考えるとストーカー並みに気持ち悪いんだけど(笑)6ヶ月以上連続で月一細美武士を観ていた。大好きで仕方なかったから。見逃したくなくて。弾き語りと大作戦のライブとハイエイタスどれも全力だったのです。笑。

その頃の自分には考えられないんだけど2年ぶりにtheHIATUSを観て、細美さんも去年11月のの福島のフェスで観た以来だったから10ヶ月ぶりぐらい...だったのかな?なんでこんな久しぶりなんだ?!!って思ったらわたし今年は夏フェス一本も参加してないんだった。そりゃそうか。

フェスにきもちが向かなくなったのと、震災ボラとの向き合い方(というか取り組み方)にうじうじ悩んでいたのもあってこのツアーも正直行くかちょっと迷ってるぐらいでした。過去に行ったライブで震災の話に触れてくれることは知っていたから触れられるのも嫌で、迷ってた。エイタス好きな同期いるから一緒になんとなくチケットエントリーして、すんなり取れて(こういう時って不思議ですね)しかも整番二桁。笑。

ああ、めちゃくちゃエイタス好きで外れてしまった人に申し訳ないと思いつつ、当たってしまった。行くしかない。アルバムひっさげてのツアーだ。買うしかない。さぁいざ聴いても、ああ好きだけど、パンっ!って飛び抜けてハマる曲無いな〜割とフラットなアルバムだな〜なんて。失礼ながらずっとそんなこと考えてました。

でもやっぱり当日にライブハウス入った瞬間のあのドキドキする感じ(しかも整番いいもんで上手側3列目)久しぶりすぎてそわそわしてドキドキして初めて始まる前にあんなに緊張した。もうほんっっっと緊張した。箱のオルスタ自体久々なんだもん。暗転した瞬間にひとがぎゅっって詰まる感じとかうわ〜〜懐かしい〜〜って思ったし、正直潰されないか心配でした。笑。

 

はじまって一曲目Geranium。

すぐ目の前でウエノコウジがベースを弾いている、その奥で柏倉さんがドラム叩いてて、伊澤さんがシンセとピアノ弾いてて、下手側でマサがギター弾いて、真ん中で、細美武士が歌ってる。歌ってる。

はじまった瞬間、息止まるかと思いました。

ああわたしこのひとのこの声が好きで、ハイエイタスが作る音楽が好きで、ライブのこの空気が好きで、好きで好きで仕方なかったんだって思い出したら、それだけで胸がいっぱいでした。だんだんこう、感覚が蘇ってくるっていうか、ゾクゾクしてわくわくして、箱にもtheHIATUSのライブにもブランクあるし溶け込むまで時間かかるかな、っておもったけどじわじわ感覚取り戻して、好きな音楽に浸れるのが気持ちよくて仕方なかったです。

UVERのときとは違くて、追ってなかった二年間の後悔とかごめんっていうきもちもよりも、この場にいれることがしあわせだとおもった。楽しくて仕方なかったのです。ステージでにこにこしてるのみるとこっちもつられてにこにこしちゃうし、悲しい曲も、前向き(比較的)な曲も、後ろからステージライトに照らされて表情はぼやけるぐらいの歌ってる横顔が昔からとても好きで、穴開くんじゃないかってぐらいみた。教頭先生みたいなちょっと小難しいMCは泣けて泣けて仕方なかった。俺の顔みて無理してにこにこしなくていいよ、とか。満員電車はダメなのに、ライブハウスは平気って不思議だよな。外でたら嫌なことの方が多く占めてたりするけど、ここにいるやつらは、目や肌の色とか、ルックスとか、年齢とか性別なんか関係なく、お前の隣にいるやつはお前を大好きだって思っていいよ、とか。人間は思ったより強いよ。自分が思ってるより、全然弱くねーぞっ。とか。ああ、ずるいなぁ。ずるいな。好きだなぁ。昔めちゃくちゃ悲しいことがあってトイレで大泣きして出てこれなかった弱かった俺がずっと俺の中にいて、俺はそいつが今もずっといるから今があるかもしれないって思った曲、ってclone歌われたときは、わたしを殺す気かとおもった。

思わず、息がつまる。そうだな、聴いてて楽しいだけじゃなくて、しんどい気持ちも悲しいも苦しいも全部引きずり出さしてライブハウスに置いていけるところがエイタスの好きなところのひとつだ。終わった後の充足感というか、心の充実感が、すごくて。泣いて笑ってぜんぶ吐き出してめっっっちゃすっきりする。

善悪の彼岸の話も、わたしが文字にしたらなんかうすいんだけどあの場にいて、本人の声であの話されると刺さる。

あああーちゃんと聞いてるつもりでも、MCの記憶ところどころ抜け落ちてるなぁ。ライブの景色とか表情とかはわりと鮮明に覚えてるんだけど。それでも、やっぱり、どんどん記憶は薄れていく。それが悲しくて嫌で、記憶を巻き戻したくて掻き集めたくてアルバム聴いても、やっぱりライブが一番で、そのときの記憶の中の一瞬の音や声やフロアの熱さには勝てないんだ。

Silver Birchはモッシュ巻き込まれて笑いながら泣いた。泣きすぎて前見れないときに限って一瞬ぱって顔あげると目が合うのはなんでだろう。フロアがにこにこしながら歌ってるとフロアの方全部観て満足そうににこにこしてきもち良さそうにして歌うのは相変わらずだった。あと新譜がライブで聴くとすっっごく輝いてて、めっっっちゃようった。刺さった。エモいってああいうのいうの?わかんないけどたぶんエモい。笑。ボキャ貧しんど。

 

エルレが解散してからの俺は、すげぇボロボロでどうしようもなくて、弱くてさ。ステージの上でパニック障害みたいになってたそんな俺をみんなが守ってくれて、支えてくれて、まっすぐやってきたらこんなでかいステージでハイエイタスをやれてるよ。それが俺はすげー嬉しい。俺はこの刺青と一緒で弱い自分も一生背負って生きていくよ。だからあの頃のめちゃくちゃ弱かったおれが作った曲も俺はこれからも歌い続けるよ。つぎはそんな弱かった俺が作った曲。」→Insomnia 

 

f:id:bunaco92:20160925174617j:image

Insomniaは2ndのANOMALYに入ってて。このアルバムは、なんかこう、荒々しくて、痛々しくて苦しくて、理解するまでめちゃくちゃ時間かかった。このアルバムに入ってる曲の魅力に気づいたのはフェスでライブを観た後だったし、音源だけ聴くと、「エルレの細美武士」が好きだったわたしには難しくて、自分の中でどう処理していいかわかんなかったし、このアルバム聞く度に細美さんはいつか自分から居なくなっちゃうじゃないかとおもってた。聴いてて不安になってた。笑。(ライブ行くようになって好きになってからはそんなことは忘れていつの間にかこのアルバムも大好きな一枚になったんだけど)そんな曲を全部自分の一部にして強くなった彼らはめちゃくちゃ輝いてて、頼もしくて、しぬほどかっこよかった。

 

「普段は、好きでもない奴の前でへらへらしたりするの苦手だし、つーかやらねーけど笑、でも、だから、どうしてもさ、ここにいるお前らの前だとめっっちゃ笑顔になっちゃうんだよね笑。今日はきてくれてありがとう」って、言った後、ベテルギウスの灯。

このまましんでもいいっておもった。それぐらい満たされた。ライブの間中、ずっと好きな音楽に浸っていられることが幸せだった。毎回、今日のハイエイタスが今までで一番かっこよかったなぁ!、って思うけどその一番を毎回ライブに行く度に更新してくれる。きっと今夜もいい夜になるって信じられるし、それが嬉しくてファンとして誇らしい。

 

次はいつ観れるかわからないけど、この余韻と気持ちをもってしばらくはがんばれそうです。